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東京都のお勧めの助成金【2020.8月更新】

概要

今回は、東京都が独自に行っている助成金で、「東京都正規雇用等転換安定化支援助成金」と「働くパパママ育休取得応援奨励金」についてご紹介させて頂きます。
※東京都に事業を営んでする中小企業が対象となるため、ご注意ください。

東京都正規雇用等転換安定化支援助成金

▶目的

この助成金の目的は、「国が実施するキャリアアップ助成金(正社員化コース)(以下「正社員化コース」という。)と連携し、計画的な育成計画の策定など正規雇用等に転換等をした労働者が安定して働き続けることができる労働環境の整備を行った事業主に対し助成金を交付することにより、質の良い転換等の促進及び労働者の雇用安定を図ることを目的としています。」としています。

平成2941日以降に正社員転換を行い、厚生労働省のキャリアアップ助成金(正社員化コース)の支給決定を受けた労働者が対象になります。

▶交付額
対象労働者数に応じ、下表に定める金額を事業主へ交付します。

※本助成金の申請は1年度につき1事業所3回かつ1事業所3人までを限度とします。ただし、交付上限額は1年度につき1事業所60万円(1人20万円×3人)です。

▶取組内容
対象労働者に対して、支援期間(3カ月)のうちに以下の支援事業を行うことになっています。

ア 3年間の指導育成計画書の策定
イ メンター(指導育成者)の選任及びメンターによる3回以上(3日以上)
  指導

ウ 指導育成計画書に基づく研修の実施

働くパパママ育休取得応援奨励金

▶目的
男性の育児休業取得や育児中の女性の就業継続を応援する都内企業・法人等を支援します。「働くママコース」と「働くパパコース」があります。

▶働くママコースの奨励支給額
 働くママコースの奨励金の支給額は、125万円です。

▶働くママコースの取組内容
1年以上の育児休業から原職に復帰し、復帰後3か月以上継続雇用されている従業員が対象になります。そして、以下の①と②の取組を実施する必要があります。

①育児・介護休業法に定める取組を上回る、以下のいずれかの取組について就業規則に定めていること。

ア 育児休業等期間の延長
イ 育児休業等延長期間の延長
ウ 看護休暇の取得日数上乗せ
エ 時間単位の看護休暇導入
オ 育児による短時間勤務制度の利用年数の延長

②育児休業中の従業員に対して、復帰支援の面談を1回以上実施及び復帰に向けた社内情報・資料提供を定期的に実施したこと

▶働くパパコースの奨励支給額
 奨励金の支給額は、以下のとおりです

▶働くパパコースの取組内容
連続15日以上の育児休業を取得した後、原職に復帰し復帰後3か月以上継続雇用されている男性従業員が対象になります。

働くパパコースは、上記表の通り、
育児休業連続15日取得で25万円、15日取得以降15日ごとに25万円加算で、上限は300万円です

まとめ

厚生労働省が行っているキャリアアップ助成金(正社員化コース)を活用している場合は、東京都正規雇用等転換安定化支援助成金もセットで活用することをお勧め致します。

「働くパパママ育休取得応援奨励金」については、他の助成金と比較において、助成金額が多いため、出産予定の従業員の方がいらっしゃる場合は、同奨励金の活用をお勧め致します

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